自転車泥棒
きっかけは学生時代にはやっていたバンドの歌なのね。
ちょいお気楽に手を出したら、重たい内容でした。。
第二次大戦時のお話。
人の温かさとかを感じることが出来ない、とっても寒い時代背景で話は進むんだ。
仕事につけず、身の回りの物を質に入れながら暮らしている一家の父ちゃん。
そんな父ちゃんが仕事にありつける事から話が始まるんだけど、就いた仕事は、自転車を
持っていることが条件。でも父ちゃんは生活のために自転車を質に入れていたのね。
「こりゃ大変!」と、新たな質草を手に質屋に駆け込み、自転車を買い戻すとお仕事はじめ。
仕事は「ポスター貼り」。
自転車で町中にポスターを貼っていく仕事なんだけど、そんな大事な自転車が仕事雄に
盗まれちゃうの。。
父ちゃんとその息子は必死で自転車を探して回るんだ。
なんかね、父ちゃんの苦悩とか、息子の健気さが苦しいの。
白黒の映画なんだけど、イメージできる色も「グレー」。
人を疑い、人に罵られ、それでも生活の為に必死になって自転車を探し回る。
戦争中の街って、こんな感じだったのかな?
人の情なんかを描いている映画もあるけど、なんとなく寂しい感じが、ある種の「衝撃」だった。
この映画ね、水野晴郎監修ののDVDを買って見たんだけど、このパッケージも衝撃だった。
クライマックスシーンの描写が、監修者コメントでバッチリ書かれてるの。
このパッケージも「衝撃」だった。
わちゃー!最悪なDVDパッケージですねえ(笑)。
まあスゴイ昔のスゴイ有名な映画ですから、
「知ってて当然」のクライマックスってことでしょうか。
確かにネタバレしてるレビューも沢山ありますからね。
それでも傑作映画だと思います。
by ken (2006-10-07 18:03)
はじめまして。
古い映画ほど、それがいい映画であるほど、印象的なシーンは
沢山のメディアの中でネタバレのような事になりますしね。
パッケージ見たときは、どうしようか考えたんですけど、
まぁ、”ハルオイズム”って事で、深く考えるのやめて、素直に
見ました。良い映画ですね。
by ゆきぶ (2006-10-07 21:52)